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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生65巻4号

2001年04月発行

文献概要

特集 ヘルスプロモーションの実践・1

ヘルスプロモーションの理念

著者: 島内憲夫1

所属機関: 1順天堂大学スポーツ健康科学部

ページ範囲:P.244 - P.249

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 21世紀を迎えて,世界中の人々は人類の夢の実現に向かつて大きく羽ばたこうとしている.その夢とは,ヘルスプロモーションである.ヘルスプロモーションは,まだ15歳の思春期真っただ中の中学生である.ようやく周りから認められ,自らの存在価値に自信を持ちはじめたところである.
 ヘルスプロモーションは,今から15年前の1986年11月17日〜21日にカナダのオタワで開催されたWHO主催の「第1回ヘルスプロモーションに関する国際会議」で生まれた1).本稿では,このヘルスプロモーションについて,まず「定義・目標・原理・活動」,次に「ヘルスプロモーションを展開する時の注意点」,そして「ヘルスプロモーションの日本的な展開」,最後に「リスクファクター探しからハッピーファクター探しへのシフト」と題して説明をしていこう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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