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特集 ヘルスプロモーションの実践・2
ヘルスプロモーションの進め方—都会と農村での違い
著者: 岩永俊博1 鳩野洋子2 カマル AM モスタファ3 石井敏弘1
所属機関: 1国立公衆衛生院公衆衛生行政学部 2国立公衆衛生院公衆衛生看護学部 3国立公衆衛生院
ページ範囲:P.324 - P.331
文献購入ページに移動ヘルスプロモーションについては,1988年WHOからヘルスプロモーションに関する憲章として提示され,「人々が自らの健康をコントロールし,改善することができるようにするプロセスである」1,2)と記載されている.つまり,公衆衛生活動を進める際に,その戦略プロセスとしての重要な考え方が示されているといえる.本稿のテーマについてもヘルスプロモーションの進め方というより,ヘルスプロモーションの考え方に基づいた保健活動の進め方としたほうが適当なのかもしれない.
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