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特集 放射線被曝のアセスメント
住宅におけるラドン
著者: 池田耕一1 塩津弥佳1
所属機関: 1国立公衆衛生院建築衛生学部
ページ範囲:P.417 - P.420
文献購入ページに移動天然に存在する放射性核種は,地球が誕生してきてからこれまでの間普遍的に存在している.現在でも土中や水・大気・食物・人体の中に存在している.ここで取り上げるラドン(222Rn)とは質量数が222で半減期3.824日の希ガスである.ラドンは,天然の放射性核種で約1,600年という長い半減期を持つ226Ra(固体)がα壊変(放射性物質は壊変のたびα,β,γ線などの放射線を放出する)することで生成される.ラドンはさらにα,β壊変を繰り返して,最終的には非放射性の206Pbとなり安定する.
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