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連載 公衆衛生院からの発信・17
水道工学
著者: 国包章一1
所属機関: 1国立公衆衛生院水道工学部
ページ範囲:P.446 - P.447
文献購入ページに移動水道工学コースは,地方公共団体などの水道関係部局において,水道施設の計画,設計,運転,維持管理,水質監視,ならびにこれらに関する指導監督などの業務に従事する専門技術者を対象としている.本コースでは,水道工学の基本から最新の技術に関する専門知識と併せて,広く水環境全体を視野に入れた総合的な観点から,水道の浄水処理や水質管理に関する知識が修得できるようカリキュラムを設定している.
本コースの開催は毎年1回6週間で,その内訳は,講義が約3週間,特別研究が約2週間,実地見学およびその他が約1週間である.また,定員は20名であるがほとんどいつもこれを超える応募があり,特に支障がないかぎり応募者をそのまま受け入れている.受講者は,例年,水道の水質管理に携わる者など水道事業に従事する者が半数以上を占めており,その他は,都道府県の水道行政担当部局,保健所,衛生研究所などの職員となっている.
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