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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生66巻10号

2002年10月発行

文献概要

連載 全国の事例や活動に学ぶ 今月の事例 三重県健康危機管理チーム

ガメラ型健康危機管理と「連携」を大切に

著者: 田畑好基1 山口亮2

所属機関: 1三重県健康危機管理チーム 2北海道網走保健所

ページ範囲:P.768 - P.769

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 三重県では,平成13年4月に「健康危機管理対策室(以下「室」)」なるものを立ち上げました.感染症対策と食中毒対策を一元化するためです.計10名の構成でした.「でした」と過去形なのは,年度途中のBSE騒動のために獣医師が1人いなくなってしまったからです.室開設記念か神様のいたずらか,平成13年度は思い出深い1年でした.
 まず4月に,O 157に汚染された牛タタキが全国的に流通した事件があり,三重県でも販売されていることがわかりました.この時,患者の発生状況と食品の流通経路が容易に照合でき,「室ってけっこう便利かも」と思えるようになりました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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