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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生66巻11号

2002年11月発行

文献概要

特集 公衆衛生におけるNPOの役割

NPOとは

著者: 赤塚和俊1

所属機関: 1赤塚和俊公認会計士事務所

ページ範囲:P.802 - P.806

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NGOとNPO
 今年の7月26日現在,NPO法人の数は7,634法人に達し,なお月300近いペースで増え続けている.新聞では毎日,紙面のどこかにNPOの文字を見ない日はない.NPOという言葉はすっかり社会に定着した感があるが,この3文字で人々が思い浮かべるイメージは,いまだに各人各様,千差万別である.
 よく受ける質問に,「NPOとNGOとはどう違うのですか」というのがある.NGOとは英語のNon-Governmental Organizationの略で,日本語では「非政府組織」と訳している.広義には政府(地方自治体も政府=Government)以外のすべての組織すなわち企業を含む民間組織のことだが,通常は企業と政治団体は含めない.最も狭義には国際連合憲章で言うNGOのことを指す,と言うよりもNGOという言葉が一般的になったのは,国連で使われるようになったためである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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