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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生66巻7号

2002年07月発行

文献概要

日本学術会議環境保健学研究連絡委員会主催公開シンポジウム 「飲み水の危機」—安全で快適な飲み水を守るために・3

湖沼にいる有毒プランクトン

著者: 彼谷邦光1

所属機関: 1国立環境研究所環境研究基盤技術ラボラトリー

ページ範囲:P.546 - P.550

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はじめに
 人口増加や経済活動の活発化に伴って,湖沼の富栄養化は,地球上のすべての人の住む地域で進行している.
 湖沼の富栄養化に伴って大発生するのが有毒プランクトンである.有毒プランクトンの主要生物は藍藻(cyanobacteria,blue-green algae)と呼ばれる原核生物であり,多種類の毒素を生産している.これらの毒素によって,世界中の淡水湖沼の有毒化が進行している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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