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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻1号

2003年01月発行

文献概要

特集 今日の学校保健

学校保健における学校医の役割と課題

著者: 福田濶1

所属機関: 1福田小児科医院

ページ範囲:P.34 - P.38

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 昭和33年に学校保健法が制定され,学校医の職務が保健管理を中心に明確に規定され,今日まで44年が経過した.この間,医療技術の進歩,環境衛生の整備,栄養の改善等に伴い,児童・生徒の体位,体力も向上し,保健管理の目標も当初の学校伝染病から心・腎疾患等の慢性疾患に移り,次いで小児生活習慣病やアレルギー疾患,さらにスポーツ傷害への対応が注目されるようになった(図1).

 このような児童・生徒の健康問題の解決のため,それぞれの時代に必要な法規の改正が行われ,それに従って学校医の職務が具体的に遂行されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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