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連載 米国の知的障害者サービスと脱施設化に学ぶ わが国の痴呆性高齢者対策への警鐘・4
米国の知的障害者対策の歴史的展開(下)
著者: 武田則昭1 八巻純2 末光茂1 江草安彦1
所属機関: 1川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科 2 3 4
ページ範囲:P.68 - P.72
文献購入ページに移動脱施設化の背景
1960年代後半から起こった米国知的障害者サービスの大転換は,以下の3つの背景,第一は全米知的障害児(者)のための親の会が設立され,知的障害児(者)への権利擁護運動が緒についたこと,第二は北欧で障害者援助の原理として起こったノーマライゼーションの理念が米国に紹介されたこと,第三は連邦政府の知的障害者サービスに対する関心が高まったこと,が挙げられる1).以下,それぞれについて述べる.
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