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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻10号

2003年10月発行

文献概要

活動レポート

栃木県における思春期保健「新」対策―「ピアカウンセリング」実施中

著者: 佐々木愛子1

所属機関: 1栃木県保健福祉部児童家庭課

ページ範囲:P.769 - P.772

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 思春期は,一生のうちでも身体面,精神面の発達や変化が著しい時期である.この時期の体や心の健康問題が,生涯の健康に影響することも指摘されており,その内容も人工妊娠中絶,性感染症,喫煙・飲酒,薬物乱用,過剰なダイエット,摂食障害,不登校,ひきこもりなど多様化,深刻化しており,保健・教育等の関係機関が連携を図り,総合的な支援体制を整備することが急務となっている.

 そこで,栃木県においては,思春期の子どもたちが心身ともに健やかに成長できるよう,平成13年6月に保健福祉部に「思春期保健対策専門部会」を設置するとともに,同年7月,教育委員会にも性教育検討委員会を設置して,思春期保健対策のあり方や学校における性教育のあり方などについての検討を重ね,平成14年度からその検討結果に基づいて具体的事業に取り組んだところである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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