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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻2号

2003年02月発行

文献概要

資料

乳幼児期になぜ予防接種が必要か

著者: 波川京子1

所属機関: 1広島県立保健福祉大学保健福祉部看護学科地域看護学

ページ範囲:P.132 - P.136

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21世紀の健康づくりにみる感染症対策の位置

 21世紀の健康づくりとして,2000年3月に「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を国が策定し,2001年度には都道府県版の「健康日本21」が出そろった.これからは健康増進法に基づいた,市町村版「健康日本21」が策定される.

 「健康日本21」で目標設定された分野は,①栄養・食生活,②運動・身体活動,③休養・こころの健康・ストレス,④たばこ,⑤アルコール・薬物,⑥歯科保健,⑦糖尿病,⑧循環器,⑨がんの9つである.これらの目標数値を達成することで生活習慣病予防,健康寿命の延伸と,生活の質の向上を図る計画である.「健康日本21」は幼年期から高年期の健康課題を展開しているが,感染症対策の観点は弱い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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