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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻2号

2003年02月発行

文献概要

報告

保健所における健康危機管理のあり方について

著者: 藤本眞一1 角有布子1 小窪和博2

所属機関: 1県立広島女子大学生活科学部人間福祉学科 2岐阜県東濃地域保健所

ページ範囲:P.160 - P.163

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 地域保健法により基本的な保健サービスの主体は保健所から市町村へと移り,保健所の機能は,保健サービスの広域的・専門的・技術的機関という位置付けになった.こうした中で,平成に入ってから,阪神淡路大震災のような自然災害や,東海村臨界事故,雪印食中毒事件,大阪教育大学附属池田小学校の児童殺傷事件,BSEに関する食品衛生など,重大な健康危機事例が頻発しており,その際活躍した保健所の健康危機管理業務が注目されている.そこで,本稿では保健所における健康危機管理の役割について事例を通じて考察し,その問題点と課題を明らかにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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