文献詳細
特集 感染症法の成果と提言
文献概要
新興・再興感染症の脅威が高まる中,1999年4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下,感染症法)が施行され,感染症からの社会防衛を主眼とした伝染病予防法(1897年施行)から,人権への配慮と蔓延防止を目指す感染症法へと,大転換がなされた.
このような背景の中で,感染症対策の中心的役割を果たすべき保健所が,感染症法の下で効果的な対策が取れているか,保健所として同法の運用上どのような課題があるか等について,平成13年度に日本公衆衛生学会が全国保健所長を対象にアンケート調査を実施した.
このような背景の中で,感染症対策の中心的役割を果たすべき保健所が,感染症法の下で効果的な対策が取れているか,保健所として同法の運用上どのような課題があるか等について,平成13年度に日本公衆衛生学会が全国保健所長を対象にアンケート調査を実施した.
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