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[インタビュー]生活習慣病改善に効果的な「変化ステージモデル」とは何か―考案者のプロチャスカ先生に聞く
著者: ジェームス・O・プロチャスカ1 山田冨美雄2 堤俊彦3
所属機関: 1ロードアイランド大学(心理学,臨床健康心理学) 2大阪人間科学大学人間科学部 3近畿福祉大学社会福祉学部
ページ範囲:P.369 - P.374
文献購入ページに移動一方,肥満糖尿患者を対象とした研究では2),介入群には普段食べている食事をベースにその一部を変更する方法を取り,個別に状況への対応策を話し合いました.食べ過ぎにつながる状況回避も練習するなど,「変化ステージモデル」を用いて「準備期」および「行動期」における適切な介入方法を実施した結果,コントロール群に比べて,運動量,コレステロール摂取量,体重,HbA1cの改善が6カ月まで持続しました(以上,文献7)より).
これら生活習慣病の改善に効果的な「変化ステージモデル」とは,何なのか.昨年10月に「日本健康心理学会第15回大会(会長/春木豊早稲田大学教授)に招聘された,考案者のプロチャスカ先生にお話をお聞きしました.
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