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文献概要
連載 インタビュー・住民VOICE・2
精神障害の体験を語り社会にアピール
著者: 辰村泰治1 増田一世12
所属機関: 1社団法人「やどかりの里」 2日本健康福祉政策学会
ページ範囲:P.388 - P.389
文献購入ページに移動しかし,辰村さんによれば,「大都会の魔性に身を持ち崩し」,22歳で統合失調症(精神分裂病)を発症されたのです.精神病院の入退院を繰り返しつつも働いておられましたが,1976年に埼玉県の大宮駅で行き倒れになり,入院したのが大宮市内(現・さいたま市)の民間の総合病院精神科でした.病状はよくなったにもかかわらず,以来22年間の入院生活を送られました.1999年に,さいたま市内で精神障害者の地域生活を支える活動を展開している「やどかりの里」を足がかりにして,退院されました.辰村さんは現在,どのように暮らしておられますか.
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