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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻5号

2003年05月発行

文献概要

連載 米国の知的障害者サービスと脱施設化に学ぶ わが国の痴呆性高齢者対策への警鐘・8

米国の知的障害者サービスと研究活動(下)

著者: 武田則昭1 八巻純2 末光茂1 江草安彦1

所属機関: 1川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科 2 3University at Albany,Center on Intellectual Disabilities, Albany,New York

ページ範囲:P.390 - P.393

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 前号にひき続き本稿では,脱施設化の進む米国で新たに取り組まれている研究活動(大学付属研究機関については前号)の特徴に関して紹介する.

 

研究活動の充実(つづき)

2. 脱施設化に関する研究

 行政当局や裁判所は,隔離・入所型サービスから地域型サービスへの転換を求める知的障害者・家族・その支援者たちに対して,その根拠を明らかにするように求めている.それを受けて米国では,知的障害者の地域生活に関する多くの研究が行われている.1980年から1999年の間,州立施設から地域へ移行した知的障害者を対象として,生活スキルや,適応行動の変化を調べた研究は30以上を数える1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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