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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生67巻6号

2003年06月発行

文献概要

特集 現代の保健所論・2

[座談会]保健所と関係機関との協働

著者: 藤崎淳一郎1 伊藤善信23 細川えみ子4 岩室紳也56

所属機関: 1宮崎県延岡保健所 2前秋田県本荘由利健康センター 3現秋田中央保健所 4東京都荒川区保健所 5前神奈川県厚木保健福祉事務所 6現(社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター

ページ範囲:P.414 - P.421

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岩室(司会) 保健所に今,何が求められているのか.関係機関との協働,市町村等への支援という視点で考えた時に,保健所はどういう存在であるべきかといった議論は,今まで数多くなされてきましたが,保健所は地域保健法の狙いどおり,関係機関の期待に本当に応えているのでしょうか.

 本日は「保健所と関係機関との協働」をテーマに,今保健所に何が求められているのか,関係機関の期待に応えられているのかどうか,応えられていないとしたら何が問題なのかについて,率直な意見交換ができればと思います.よく「マンパワーがあれば」,「予算があれば」という愚痴を耳にしますが,みなさんが保健所長として多くの制約を受ける中で,どのように期待される保健所機能を発揮し,地域住民のニーズに応えているのか,そして関係機関が求めている情報,課題解決についても,ご意見をいただければと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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