文献詳細
特集 人と動物の共通感染症・1 鳥インフルエンザ
文献概要
これまで,人類が悩まされてきた感染症は,人が動物を家畜として身近に飼うようになった結果,動物の感染症に人が感染したものであると言われてきた.すなわち,現在の感染症のほとんどが,人と動物の両方に感染する人獣共通感染症ということになる.
さらに,近年の森林開発は,今まで人と接点を持たなかった動物と接触する機会をも増やし,それによって,人は今まで経験したことのない,新しい動物の感染症に罹患することになってしまった.しかし,私たちがこのような感染症の変化を認識したのは,実は1970年以降,新しい感染症が次々と出現するようになってからである.
さらに,近年の森林開発は,今まで人と接点を持たなかった動物と接触する機会をも増やし,それによって,人は今まで経験したことのない,新しい動物の感染症に罹患することになってしまった.しかし,私たちがこのような感染症の変化を認識したのは,実は1970年以降,新しい感染症が次々と出現するようになってからである.
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