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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生68巻12号

2004年12月発行

文献概要

連載 「PRECEDE-PROCEEDモデル」の道しるべ・9

PRECEDEの段階で質的情報を利用し診断を行った事例―山口県橘町の「健やか親子橘21」計画の策定

著者: 岩井梢12 中村譲治1

所属機関: 1NPO法人ウェルビーイング 2九州大学大学院人間環境学科

ページ範囲:P.987 - P.992

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 先月号に引き続きPRECEDE-PROCEEDモデルの展開方法を事例を取り上げ紹介する.今回は,当事者である住民代表を中心とした協議会を組織し,協議会の場面で質的情報の収集とPRECEDEの各診断を同時に行った事例である.今回の事例の特徴は以下の3点である.

 ①協議会で出された意見を随時PRECEDE-PROCEEDモデルの枠組みに落とし込み,その質的情報を基にPRECEDEの診断を行った.

 ②当事者の実情が把握しにくい場合は,協議会とは別にインタビュー等を実施し,質的情報の収集を随時行った.

 ③すべてのフェーズに住民が参加した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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