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連載 世界を見て,日本を見る.Public Health Opinion・4
日本の公衆衛生の「輸出」の試み
著者: 橋爪章1
所属機関: 1国際協力機構医療協力部
ページ範囲:P.322 - P.323
文献購入ページに移動日本は,生まれてきた赤ちゃんの22人に1人が1年以内に亡くなっていた頃,他国への援助に着手(1954年:コロンボプランへの加盟)している.海外技術協力事業団(JICAの前身)を設立し,援助に本格的に取り組み始めた1962年にあっても,乳児死亡率は出生千対26.4であった.妊産婦も1,000人に1人が命を失っていた.
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