文献詳細
文献概要
トピックス
がん検診に関する検討会の中間報告について
著者: 西村泰人1
所属機関: 1厚生労働省老健局老人保健課
ページ範囲:P.454 - P.455
文献購入ページに移動乳がん検診については,視触診単独では,検診による乳がんの死亡率減少効果がないとする相応の根拠があることから,検診としての効果が期待できないため廃止とし,マンモグラフィによる乳がん検診の対象を40歳以上とすることとした.わが国では,2000年度から50歳以上を対象にマンモグラフィが導入されているが,2002年度の実績で乳がん検診の対象者の約2%の実施にとどまっており,その普及が課題である.
掲載誌情報