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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生68巻6号

2004年06月発行

文献概要

トピックス

風疹の地域流行と予防

著者: 宮崎千明1

所属機関: 1福岡市立西部療育センター小児科

ページ範囲:P.456 - P.456

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 風疹が地域流行している.平成16年第16週時点で,沖縄県,鹿児島県,大分県,福岡県,滋賀県,神奈川県,埼玉県,群馬県,栃木県,宮城県などで週間定点あたり0.10以上の報告が上がっている.群馬県では33名(定点あたり0.54)を示した.平成14年には福岡県,岡山県,青森県,京都府など,平成15年は岡山県で小流行し,先天性風疹症候群児も報告されている.4~6月に流行のピークが見られるのが従来のパターンである.

 急性ウイルス性発疹症としての風疹は比較的軽症に推移するが,血小板減少性紫斑病を3,000人に1人,脳炎を6,000人に1人に合併し,成人では重症化する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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