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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生68巻8号

2004年08月発行

文献概要

連載 「PRECEDE-PROCEEDモデル」の道しるべ・5

行政・政策アセスメント

著者: 神馬征峰1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学

ページ範囲:P.644 - P.648

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下手な介入,数打てど当たらず

 行政・政策アセスメントは,PRECEDEからPROCEEDへの曲がり角に位置づけられる.このモデルでは曲がり角だが,多くの保健職は,未だにこれを開始点と捉えているかもしれない.ここから始め,現状の組織,職員,予算をにらみつつ,とりあえず介入計画を作る.始まってしまえば,何とか結果はついてくると,たかをくくりやすい段階でもある(文献1),pp35-36).

 PRECEDEはこのやり方を嫌う.まずは出力に注目する.「いかに」事業を運ぶかを考える前に,「なぜ」それをやるのか,と考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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