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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生69巻12号

2005年12月発行

文献概要

特集 アニマルセラピー

地域でのアニマルセラピーの実践

著者: 小田切敬子1

所属機関: 1NPO法人アニマルセラピー協会

ページ範囲:P.953 - P.957

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2000年のある日,「阿見町でアニマルセラピーができないかしら?」とダウン症児を持つ母親から声をかけられたのが,私がアニマルセラピーに取り組むそもそものきっかけであった.アニマルセラピーが動物行動学の応用分野であることは理解していたが,「大変そうだなぁ」というのがその当時の感想であった.しかし,自分の周りを見渡すと,アニマルセラピーを実践するスタッフとしては打ってつけの専門学校の講師たちがいた.「動物行動学に長年取り組んできた私が,社会貢献できる新たなる一分野かもしれない」と,半分義務的に取り組んだのが,結果として阿見町での継続的なアニマルセラピーとなった.

 本稿では,私たちNPO法人アニマルセラピー協会1)の面々が取り組んできたユニークな活動について紹介していきたい.

参考文献

1) アニマルセラピー協会ホームページ

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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