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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生69巻12号

2005年12月発行

文献概要

特集 アニマルセラピー

医療福祉の現場に参加する犬の適性問題

著者: 山﨑恵子1

所属機関: 1NPO法人日本介助犬アカデミー

ページ範囲:P.968 - P.970

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人間の医療福祉の現場に犬が参加する場面は様々である.最近メディア等でもしばしば取り上げられている身体障害者補助犬をはじめとして,動物介在療法や介在活動,施設内飼育などの犬たちは,果たしてどのように選択されるのであろう.いや,選択されるべきなのであろう.どのような形で参加する犬であろうと,その適性は言うまでもなく,事前にチェックされなければならない.しかし単に適性と言っても,それを定義しなければ何をすることもできないであろう.

 医療福祉の現場に参加する犬の適性を考えるにあたっては,2つのことをその主軸に置かねばならない.1つは公衆衛生上の安全性,そしてもう1つは,生物である犬が人間の精神にどのような影響を与えるかという点である.

参考文献

1) 高柳友子・他:医療と福祉のための動物介在療法. 医歯薬出版, 2003
2) 山﨑恵子:アニマルセラピーコーディネーターってなんだろう. ウィネット, 2000
3) デルタ協会(編著), 下川京子(翻訳), 山﨑恵子(監修):チームエバリュエーター 基本方針と手順マニュアル. 人と動物のより良い関係づくり教育普及センター, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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