文献詳細
連載 現場が動く!健康危機管理・1【新連載】
文献概要
今日,公衆衛生活動全般に求められる柱の1つは「暮らしの中の安全・安心づくり」であり,そのために平常時から,健康被害の未然防止と健康危機発生時における適切かつ迅速な対応は,きわめて重要である.
そうした折,2004(平成16)年1月12日(成人の日・祝日),当所管内である阿東町生雲地区の養鶏場において,本邦で79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザ(以下「本病」)の発生が確定され,大混乱に包まれながらも,保健所として関係機関と連携しながら,概ね満足すべき健康危機対応が実行できたと思われる.本稿にてその取り組みについて報告する.
そうした折,2004(平成16)年1月12日(成人の日・祝日),当所管内である阿東町生雲地区の養鶏場において,本邦で79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザ(以下「本病」)の発生が確定され,大混乱に包まれながらも,保健所として関係機関と連携しながら,概ね満足すべき健康危機対応が実行できたと思われる.本稿にてその取り組みについて報告する.
参考文献
1) 上村輝夫:日本で高病原性鳥インフルエンザ発生―その時保健所は何をしたか? 公衆衛生68: 200, 2004
2) 前田光哉:鳥インフルエンザ発生に対する山口県の取り組み―健康危機管理事例に対する保健所の役割を中心に. 公衆衛生情報34: 26-29, 2004
3) 上村輝夫:高病原性鳥インフルエンザに関する保健所の対応について. 全国保健所長会「地域保健の推進に関する委員会」報告書. pp1-17, 2004
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