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夫と死別した妻の介護に対する満足感と後悔
著者: 大須賀惠子1 大澤功1 加藤弥和2 水野多喜子3 菅沼徳子3 相澤教子3 太田靖子3 岩村さより3 大橋由美子3 渡邊美穂3 門田ふさ子3 石井さおり4 佐藤祐造1
所属機関: 1愛知学院大学心身科学部健康科学科 2みなと医療生活協同組合協立総合病院 3加茂訪問看護ステーション 4幸田町保健センター
ページ範囲:P.514 - P.519
文献購入ページに移動これらのことから,欧米諸国においては,遺族へのグリーフケア(愛する人を失った遺族の死別による悲しみへのケア)の必要性が認識され,実践されてきた4).しかしながらわが国においては,グリーフケアに対する認識は欧米諸国に比べて低く,遺族にはケアされることへのこだわりがあり,よほど困った状態にならない限りケアを求めない傾向にある5).
そこで本研究の目的は,夫と死別した妻を対象として,生前の夫への介護に対する妻にとっての満足感と後悔等を量的・質的に分析することによって,今後のグリーフケアへの手がかりを得ることとした.
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