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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生69巻7号

2005年07月発行

文献概要

連載 医師が保健所研修にやってくる―ピンチをチャンスに変える保健所を目指せ!・2

―保健所の宝の活かし方①―研修医に臨床と公衆衛生の接点を示そう

著者: 川島ひろ子1

所属機関: 1石川中央保健福祉センター

ページ範囲:P.588 - P.591

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 ずっと昔,保健所は「ひまな役所」と言われた時代があったそうだが,現在このような保健所は全国隅なく探しても見つけることはできない.毎日,日常業務を行うだけでもかなり忙しく,それに輪をかけて事件(健康危機)が頻繁に起きており,現在では非常に忙しい役所のひとつである.

 今回の新医師臨床研修の受け入れにあたり,かなりのマンパワーを必要とするが,それにもかかわらず,新たに人員増加が認められる保健所はまずないだろう.さらに,今回ライセンスを持った本物の医師を受け入れることになるので,これまで保健所が経験しているものとは全く異なる,ハイレベルな内容の実習を行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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