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特集 介護予防をどうすすめる?・1 老人保健,介護保険制度の改革
介護予防対象はどのくらいいる?―東京都杉並区の介護予防実態調査から
著者: 山田恵理子1 市瀬佳子1 檜谷照子2 齋藤夕子3
所属機関: 1杉並区役所保健福祉部高齢者在宅サービス課 2杉並区和泉保健センター 3杉並区高井戸保健センター
ページ範囲:P.639 - P.643
文献購入ページに移動杉並区では,平成12年度の介護保険制度のスタートに合わせ,高齢者が要介護状態になることを予防する介護予防事業を実施してきた.杉並区では,老人保健法の訪問指導事業も介護予防事業の1つと位置付け,地域型在宅介護支援センター(以下,通称の「ケア24」と記す)に相談があった方を対象に,訪問による介護予防サービスを提供してきた.しかし,こうした介護予防の対象者の多くは,本人や家族からの申請者であり,相談があった時には,すでに介護保険サービスが必要な状態である対象者も多く,介護予防対象者の早期の把握,介入が課題となっていた.
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