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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生69巻8号

2005年08月発行

文献概要

フォーラム

Y駅異臭事件において保健所の果たした役割10年後から振り返って

著者: 逢見憲一1

所属機関: 1国立保健医療科学院公衆衛生政策部

ページ範囲:P.685 - P.687

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あの「地下鉄サリン事件」の直後,1995年4月19日に都心近くのJR線Y駅で異臭事件が発生してから,10年が経った.筆者は,当時,同駅を所管するN保健所の医師として事件の現場に出動して救急活動を行った.事件にかかわった当事者としての筆者の経験は貴重であり,記録に留めておくべきものと考える.

 本稿では,Y駅異臭事件に際してのN保健所の活動を筆者の経験を交えて振り返り,考察を加えて,今後の公衆衛生活動に資したい.

参考文献

1) 藤本眞一:健康危機管理機能を期待する21世紀の保健所像. 日本公衛誌46: 751-755, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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