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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生7巻1号

1950年01月発行

文献概要

特集 結核

結核のストレプトマイシン療法

著者: 日野原重明1

所属機関: 1聖路加病院

ページ範囲:P.34 - P.37

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 Waksmanが放線菌の一種であるStreptomyces Griseusから新しい抗生物質をとり出し,之をStreptomycinと呼んだのは1943年の秋のことである。
 ペニシリンは,葡萄状球菌の培養基に偶然にもとび込んだ靑かびから發見されるに至つたのであるが,このストレプトマイシンの方はワクスマンの科學的な想念によつて研究が計畫的になされ,遂に之が發見されるに至つたものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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