icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生70巻12号

2006年12月発行

文献概要

トピックス 禁煙治療最前線③

地域や職域での禁煙治療・支援の推進のために(下)

著者: 中村正和1 大島明2

所属機関: 1大阪府立健康科学センター健康生活推進部 2大阪府立成人病センター調査部

ページ範囲:P.963 - P.965

文献購入ページに移動
禁煙治療・支援の体制づくり

 1. ステップ・ケア・モデルによる体制づくり

 ここで紹介するステップ・ケア・モデル(stepped care model)は,ニコチン依存症への包括的な介入のためのモデルとして,Abramsらにより提唱されたものです16).このモデルは,図に示すように3つのステップから構成されています.

参考文献

16) Abrams DB, Orleans T, Niaura RS, et al: Integrating individual and public health perspectives for treatment of tobacco dependence under managed health care; A combined stepped-care and matching model. Annals of Behavioral Medicine 18(4): 290-304, 1996
17) 中村正和:一般医薬品としてのニコチンガムの使い方と薬局薬剤師の役割. 日本薬剤師会雑誌, 55(6): 707-713, 2003
18) 日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会:禁煙治療のための標準手順書. 2006年3月(3学会の各ホームページに内容掲載. http://www.j-circ.or.jp/, http://www.haigan.gr.jp/osirase.html, http://www.jca.gr.jp/)
19) Fiore MC, Bailey WC, Cohen SJ, et al: Treating Tobacco Use and Dependence. A Clinical Guideline. US Department of Health and Human Services, Rockville (AHRQ publication No.00-0032), 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら