文献詳細
文献概要
報告
茨城県潮来市における健康づくり推進事業の有効性―運動実践状況別にみた運動プログラムの効果に着目して
著者: 中垣内真樹1 浅見尚子2 和田実千3 田中喜代次4 久保幸江5
所属機関: 1長崎大学大学教育機能開発センター 2セコム上信越株式会社メディカル事業部,サープス群馬 3株式会社Tsukuba Health Frontier 4筑波大学人間総合科学研究科 5茨城県潮来市健康増進課
ページ範囲:P.156 - P.159
文献購入ページに移動島岡ら1)は,肥満度の異なる者に対してウォーキングを中心とした同一の運動プログラムを提供したところ,肥満度によって得られる効果が異なることを報告している.肥満度など,身体的特徴の違いに限らず,運動実践状況(身体活動)の違いによっても得られる効果の異なることが予想できる.運動実践状況の異なる多数の者(集団)に対して実施した一斉指導の効果を,運動実践状況別で検討した報告は少ない.運動プログラムの効果を運動実践状況別に検討することは,自治体が開催する運動教室(多数の者に対する一斉指導)のあり方を考える上で意義があると思われる.
参考文献
掲載誌情報