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トピックス 水俣病認定申請者調査④・最終回
補償格差と不公平感
著者: 成元哲1 牛島佳代2 川北稔3 丸山定巳4 「不知火海研究プロジェクト」5
所属機関: 1中京大学社会学部 2福岡大学医学部公衆衛生学教室 3愛知教育大学教育実践総合センター 4久留米工業大学工学部 5「不知火海研究プロジェクト」
ページ範囲:P.377 - P.380
文献購入ページに移動本稿では,2004年10月の関西訴訟最高裁判決以降の水俣病認定申請者が,家族や地域内での水俣病の補償状況をどのように捉えているのかを取り上げる.また,その受け止め方が大量の認定申請にどう結びついたのかについて検討する.
発生当初から水俣病には,「家族集積性」があると指摘されてきた.家族集積性とは,同じ家に住み,同じ食生活を営んだ人が水俣病に罹患しやすい傾向を指す.
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