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特集 認知症―予防とケアの最前線
地域づくり型認知症予防事業・練馬区―その意義と今後の展望
著者: 北島和子1 紙崎修2
所属機関: 1練馬区健康福祉事業本部健康部 2練馬区健康福祉事業本部福祉部
ページ範囲:P.676 - P.679
文献購入ページに移動今や認知症高齢者対策は,地域に密着した自治体が最も優先して取り組まなければならない課題の1つになり,認知症高齢者の尊厳を維持したケア体制の充実や相談体制の充実とともに,認知症にならないための予防体制を確立することが重要になってきた.
住民要望でも,平成16年度に実施された練馬区の高齢者基礎調査によると,「健康について知りたいこと」では認知症予防が第1位(28.5%)になり,地域高齢者の認知症に対する関心の高さを示している.
練馬区は認知症について,平成16年4月に「痴ほうケアシステム検討委員会」,平成17年4月に「認知症予防検討委員会」を立ち上げ,全庁的に医療職と事務職が一体となって「認知症のケアと予防のあり方」について総合的な検討を行った(両報告書とも練馬区HPに全文掲載).
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