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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻1号

2007年01月発行

文献概要

特集 がん対策・1 がん予防の推進

2.がん予防研究に関する最新情報とその活用

著者: 山口直人1

所属機関: 1東京女子医科大学衛生学公衆衛生学

ページ範囲:P.22 - P.26

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がん予防研究の過去・現在・未来

 わが国における部位別がん死亡率は時代とともに変化を続け,かつては男女とも死因の1位を占めていた胃がんは,男では肺がん,女では大腸がんに1位の座を譲った.

 さて,がん予防研究はどのような役割を果たし得たか,まずは胃がん死亡率の減少に1次予防が果たした役割を考察したい.そこから,これからのがん予防研究のあり方についての示唆が得られればとの願いからである.

参考文献

gastritis and diet in gastric cancer. Lancet Oncology 2:88-94, 2001
2) 山口直人:データベースの整備-基礎研究・臨床研究.総合臨床55:416-418, 2006
eradication to prevent gastric cancer in a high-risk region of China;A randomized controlled trial. JAMA 291(2):187-194, 2004
4) The Research Group for Population-based Cancer:Cancer Incidence and Incidence Rates in Japan in 1998;Estimates Based on Data from 12 Population-based Cancer Registries. Jpn J Clin Oncol 33:241-245, 2003
5) Winawer SJ, Zauber AG, Ho MN, et al:Prevention of colorectal cancer by colonoscopic polypectomy. The National Polyp Study Workgroup. N Engl J Med 329(27):1977-1981, 1993

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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