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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻10号

2007年10月発行

文献概要

特集 感染症の危機管理―関連法規改正後の新たな展開

―改正感染症法に基づく新たな取り組み―①病原微生物等の適正管理の実際

著者: 杉山和良1

所属機関: 1国立感染症研究所バイオセーフティ管理室

ページ範囲:P.841 - P.844

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 バイオテロやSARS実験室感染が相次いで起こる等,バイオセーフティ・バイオセキュリティの重要性が改めて認識されている.ハザードは危害要因,危険,危険のおそれのあるという意味であるが,バイオハザードは生物災害として用いられている.狭義には研究施設,医療施設等における病原体等の取扱いに起因する感染によるものを示す.バイオハザード対策のことをバイオセーフティと呼んでいる.バイオセーフティでは,病原体の管理がそもそも重要な問題であるが,今日,バイオセキュリティがクローズアップされ,法制化された.

 本稿ではバイオセーフティとバイオセキュリティの考え方,病原体等の管理体制,輸送等について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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