icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻12号

2007年12月発行

文献概要

特集 ノロウイルス―ウイルス性下痢症

フリーアクセス

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.971 - P.971

文献購入ページに移動
 2006~2007年の冬季,感染性胃腸炎が全国的に大流行し,その原因としてノロウイルスが疑われました.ノロウイルスは,従来二枚貝による食中毒の原因と考えられていましたが,現在では二枚貝以外の食品による食中毒の病因物質となることが明らかになっています.さらに,食中毒ではなく感染性の胃腸炎を引き起こすことも明らかになっており,様々な施設において感染性胃腸炎の集団発生の原因となっています.

 今回,近年の冬季の胃腸炎の主役となってきた感のあるノロウイルスに焦点を当て,食中毒としてのノロウイルス,感染性胃腸炎としてのノロウイルスの,それぞれの性状,特徴を知り,施設や家庭での予防指導に役立てるため,特集を企画してみました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら