文献詳細
特集 がん対策・2
がん検診の新手法に関する展望
文献概要
近年,診断機器の発達は目を見張るものがあり,それらの診断機器は臨床応用され,診療において多くの成果を上げている.現在,わが国においては,それらの最新の診断機器をがん検診に応用する施設が増加している.
例えば,高分解能CTを用いた肺がん検診,FDG(18Fフルオロキシデオキシグルコース)-PET(Positron emission tomography:陽電子放射断層撮影)を用いた全身のがん検診,MRIの拡散強調画像を用いた全身のがん検診などがあるが,なかでもFDG-PETを用いたがん検診施設は増加が著しく,社会現象とも言えるような状況になっている.
例えば,高分解能CTを用いた肺がん検診,FDG(18Fフルオロキシデオキシグルコース)-PET(Positron emission tomography:陽電子放射断層撮影)を用いた全身のがん検診,MRIの拡散強調画像を用いた全身のがん検診などがあるが,なかでもFDG-PETを用いたがん検診施設は増加が著しく,社会現象とも言えるような状況になっている.
参考文献
1) 窪田和雄:FDG-PETの原理と評価法.画像診断23:1118-1128,2003
2) 日本核医学会・臨床PET推進会議:FDG-PETがん検診ガイドライン(2004).核医学41:1-21,2004
3) Yasuda S, et al:Application of positron emission tomography imaging to cancer screening. British J Cancer 83:1607-1611, 2000
4) 寺内隆司・他:臨床家のためのClinical PET Ⅱ.DIGITAL MEDICINE,2006
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