icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻2号

2007年02月発行

文献概要

特集 がん対策・2 がん検診の新手法に関する展望

1.新しい診断機器のがん検診への応用とその将来性

著者: 寺内隆司1

所属機関: 1国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診部

ページ範囲:P.97 - P.99

文献購入ページに移動
 近年,診断機器の発達は目を見張るものがあり,それらの診断機器は臨床応用され,診療において多くの成果を上げている.現在,わが国においては,それらの最新の診断機器をがん検診に応用する施設が増加している.

 例えば,高分解能CTを用いた肺がん検診,FDG(18Fフルオロキシデオキシグルコース)-PET(Positron emission tomography:陽電子放射断層撮影)を用いた全身のがん検診,MRIの拡散強調画像を用いた全身のがん検診などがあるが,なかでもFDG-PETを用いたがん検診施設は増加が著しく,社会現象とも言えるような状況になっている.

参考文献

1) 窪田和雄:FDG-PETの原理と評価法.画像診断23:1118-1128,2003
2) 日本核医学会・臨床PET推進会議:FDG-PETがん検診ガイドライン(2004).核医学41:1-21,2004
3) Yasuda S, et al:Application of positron emission tomography imaging to cancer screening. British J Cancer 83:1607-1611, 2000
4) 寺内隆司・他:臨床家のためのClinical PET Ⅱ.DIGITAL MEDICINE,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら