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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻5号

2007年05月発行

文献概要

連載 レセプト情報を活かす・2

レセプト情報で何ができるか

著者: 小林廉毅1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学

ページ範囲:P.428 - P.431

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 レセプト(診療報酬請求明細書)には,患者の基本的情報や傷病名,診療行為の種類・回数,診療報酬請求額などが1か月単位で記載される.表1,2にレセプトの主要な特長を記した.これらの特長を正しく理解して利活用すれば,レセプトの資料的価値はきわめて高い.今回は,レセプト情報を使って何ができるかについて述べたい.

参考文献

1) 小林廉毅,飯島佐知子:レセプト情報を活用した調査研究の動向.平成13年度厚生労働科研費補助金政策科学推進研究事業報告書(H13-政策-16,研究代表者:小林廉毅),2002
2) 岡本悦司:電子レセプトのための傷病マグニチュード按分(PDM)法.厚生の指標43(6):24-29,1996
3) 飯島佐知子,福田 敬,小林廉毅・他:診療行為別原価計算に基づく胃がん症例の原価算出と在院日数・診療報酬との比較.日本公衛誌50(4):314-324,2003
4) 岡本悦司:レセプトによる経口感染症サーベイランスと医療費推計.平成16年度厚生労働科研費補助金新興・再興感染症研究事業報告書(H16-新興-5,研究代表者:谷原真一),2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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