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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻6号

2007年06月発行

文献概要

連載 感染症実地疫学・18

アウトブレイク・海外③ ラオスにおける重症下痢症・コレラのアウトブレイク対策

著者: 中瀨克己1

所属機関: 1岡山市保健所

ページ範囲:P.499 - P.503

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 2000年6月下旬から約3週間,国立感染症研究所から派遣され重症下痢症集団発生の調査と対策推進を目的にラオス(ラオス人民民主共和国Lao People's Democratic Republic)を訪れた.WHOのコンサルタントとしての国への疫学的観点からの援助であったこと,非常に優秀なFETPの長期コンサルタントであるMichael H. Kramerという指導者に恵まれたこともあり,アウトブレイク対応の基本に沿った活動ができた.

 活動の内容は表1のようであり,本稿にてその概要を紹介したい.

参考文献

1) Rapid health assessment protocols for emergencies. WHO, Geneva, 1999
2) 中瀨克己ら:アウトブレイクの危機管理―感染症・食中毒集団発生事例に学ぶ.医学書院,2000
3) WHO recommended Surveillance standards, Second ed, October 1999. WHO/CDS/CSR/ISR/99.2
4) Guidlines for Cholera Control. WHO, Geneva, 1993
5) David L Heymann, et al:Control of Communicable diseases Manual, 18th ed, American public health association, Washington, DC, 2004
6) Fact SheetNo. 107 Cholera. WHO, 2000 http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs107/en/
7) Cholera outbreak:assessing the outbreak response and improving preparedness. [WHO/CDS/CPE/ZFK/2004.4] WHO, Geneva, 2004 http://www.who.int/topics/cholera/publications/cholera_outbreak/en/index.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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