文献詳細
文献概要
報告
大阪府泉州二次医療圏回復期リハビリテーション病床群における疾患分類別患者動向―統一データベースによる年間1300症例の検討
著者: 手塚康貴1 森野恭典1 湯浅ひとみ1 太田忠信1 田中肇1 湯川修也2 多田裕一3 勝山真介4 橋本務5
所属機関: 1医療法人生長会府中病院(泉州圏域リハビリテーション広域支援センター) 2医療法人野上病院 3医療法人大植会葛城病院 4社会福祉法人東大阪市療育センター 5医療法人生長会愛風病院
ページ範囲:P.628 - P.633
文献購入ページに移動同時期に回復期リハビリテーション病棟(以下,回復期リハ病棟)の整備が開始された.その入院目的は,ADL(Activities of Daily Living)の向上,寝たきり防止,家庭復帰とされ,入棟適応は脳血管疾患などの発症から90日以内,入棟期間は180日とされた.また多職種が病棟専従となり,強力なチームアプローチを求められる病棟となった.さらに,急性期病院からの患者を早期に受け入れ,要介護状態の十分な軽減を図った上で在宅ケアに移行する流れ,いわゆるリハ前置主義を徹底する病棟とされ,地域リハの中間的位置づけと考えられた1,2).当院は平成14年に回復期リハ病棟を開設した.
参考文献
掲載誌情報