文献詳細
特集 性差医療から考える―患者の望む医療とは?
文献概要
性差医療とは
性差医療(gender specific medicine)とは,
①男女比が圧倒的にどちらかに傾いている疾患
②発症率はほぼ同じでも男女間で臨床的に差を持つもの
③生理的・生物学的解明が男性または女性で遅れている病態
④社会的な男女の地位と健康の関連
などに関する研究を進め,その結果を疾病の診断,治療法,予防措置へ反映することを目的とした医療である1).
性差医療(gender specific medicine)とは,
①男女比が圧倒的にどちらかに傾いている疾患
②発症率はほぼ同じでも男女間で臨床的に差を持つもの
③生理的・生物学的解明が男性または女性で遅れている病態
④社会的な男女の地位と健康の関連
などに関する研究を進め,その結果を疾病の診断,治療法,予防措置へ反映することを目的とした医療である1).
参考文献
1) 杉森甫:性差医療の現況.国際医療福祉大学リハビリテーション学部紀要1:71-76,2006
2) 荒木葉子:性差医学と職域健診について.日本がん検診・診断学会誌13(2):116-122,2006
3) 堂本暁子:行政と女性医療 地方自治体の取り組み.ホルモンと臨床52(6):533-541,2004
4) 津金昌一郎:GSMと疫学研究.性差と医療3(12):1264,2006
5) 大櫛陽一:GSMと健康診断.性差と医療3(12):1265,2006
掲載誌情報