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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生71巻9号

2007年09月発行

文献概要

特集 性差医療から考える―患者の望む医療とは?

性差と公衆衛生

著者: 加藤則子1

所属機関: 1国立保健医療科学院生涯保健部

ページ範囲:P.758 - P.761

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性差医療とは

 性差医療(gender specific medicine)とは,

 ①男女比が圧倒的にどちらかに傾いている疾患

 ②発症率はほぼ同じでも男女間で臨床的に差を持つもの

 ③生理的・生物学的解明が男性または女性で遅れている病態

 ④社会的な男女の地位と健康の関連

 などに関する研究を進め,その結果を疾病の診断,治療法,予防措置へ反映することを目的とした医療である1)

参考文献

1) 杉森甫:性差医療の現況.国際医療福祉大学リハビリテーション学部紀要1:71-76,2006
2) 荒木葉子:性差医学と職域健診について.日本がん検診・診断学会誌13(2):116-122,2006
3) 堂本暁子:行政と女性医療 地方自治体の取り組み.ホルモンと臨床52(6):533-541,2004
4) 津金昌一郎:GSMと疫学研究.性差と医療3(12):1264,2006
5) 大櫛陽一:GSMと健康診断.性差と医療3(12):1265,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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