icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻1号

2008年01月発行

文献概要

連載 予防活動のガイドライン・1【新連載】

米国予防医療研究班勧告とわが国の状況

著者: 矢野栄二1

所属機関: 1帝京大学医学部衛生学公衆衛生学

ページ範囲:P.47 - P.51

文献購入ページに移動
 今回より1年間にわたり,「予防活動のガイドライン」を連載する.これは米国保健省(Department of Health & Human Services)の外局であるAgency for Healthcare Research and Qualityが発行しているThe Guide to Clinical Preventive Services:Recommendations of the US Preventive Services Task Force(USPSTF=予防医療研究班)の内容を紹介しつつ,わが国における予防活動のありかたを考えるのが目的である.USPSTFは健診や健康指導,予防接種などの予防活動について,その有効性,有用性を詳細に文献レビューし,保健医療活動のガイドラインとして適宜発表してきた.これにはその要約をまとめた200ページほどのポケット版が毎年発行され,インターネットからダウンロードすることもできる1)ので,それをベースに紹介する.連載1回目の今回は,具体的な項目を取り上げる前に,連載の意図や背景説明を行う.

参考文献

1) http://www.ahrq.gov/clinic/pocketgd07/pocketgd07.pdf
2) http://minds.jcqhc.or.jp/
3) http://canscreen.ncc.go.jp/
4) 例えば,国民生活選好度調査http://www5.cao.go.jp/seikatsu/senkoudo/senkoudo.html
5) 例えば,http://www.makino-g.jp/anshin/やhttp://www.wks.jp/
6) Yano E:Evaluation in Medicine and Health Care-Toward Evidence Based Medicine. Nankodo Co, Tokyo, 1999
7) Cochrane AL, Holland WW:Validation of screening procedures. Br Med Bull 27:3-8, 1971
8) http://www.nsc.nhs.uk/
9) http://www.cochrane.org/index.htm
10) Canadian Task Force on the Periodic Health Examination:The Canadian Guide to Clinical Preventive Health Care. Canada Communication Group Publishing, Ottawa, Canada, 1994
11) U.S. Preventive Service Task Force:Guide to Clinical Preventive Service, International Medical Publishing, Alexandria, Virginia,1989[同翻訳/福井次矢,箕輪良行(監訳):予防医療実践ガイドライン.米国予防医療研究班報告,医学書院,1993]
12) U.S. Preventive Service Task Force:Guide to Clinical Preventive Service, 2nd ed. International Medical Publishing, Alexandria, Virginia, 1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら