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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻1号

2008年01月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・39

学校保健の今後の方向性

著者: 岡田就将1

所属機関: 1文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課

ページ範囲:P.71 - P.73

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 わが国の学校保健は,明治初期の天然痘への対策に始まり,昭和20年代のGHQによるpublic healthの概念の導入を経て,昭和33年に制定された学校保健法により現在の制度が形作られているが,教育を所管する文部科学省が担当し,健康診断や伝染病管理などの保健管理活動と,体育科・保健体育科などの保健教育とを密接に関連付けて進められている点がその特徴である.

 寄生虫・トラコーマ・結核などの伝染病やう・歯などの昭和33年当時の子どもの主な健康課題については,学校医等の指導に基づく健康診断や伝染病管理などによる学校保健の諸施策が,大きな成果を上げたといえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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