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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻10号

2008年10月発行

文献概要

特集 揺らぐ食品への信頼

食品安全確保と食品表示偽装―問題の位置づけと対応枠組み

著者: 新山陽子1

所属機関: 1京都大学大学院農学研究科生物資源経済学

ページ範囲:P.774 - P.778

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 本稿に与えられた課題は,食品安全対策の概要について解説することと共に,食品表示偽装への対策を示すことである.食品安全対策と食品表示ないし表示偽装は,多くの場合,次元の異なる事項であるが,往々にして同一の問題であるかのような捉え方がなされる.初めに両者の関係を整理しておくことが必要であろう.

参考文献

1) Codex Alimentarius Commission:Working Principles for Risk Analysis for Application in the Framework of the Codex Alimentarius. Procedural Manual, Sixteenth edition, Rome, 2006
2) FAO/WHO, Codex Alimentarius:Working Principles for Risk Analysis for Food Safety for Application by Governments. Rome, 2007
3) 山田友紀子:リスクアナリシスの枠組み.新山陽子(編著):食品安全システムの実践理論,pp22-38,昭和堂,2003
4) CAC:the Recommended International Code of Practice-General Principles of Food Hygiene. CAC/RCP 1-1969, Rev 3, 1997
5) CAC:Code of Hygienic Practice for Fresh Fruits and Vegetables. CAC/RCP 53-2003, 2003
,2003),pp136-161
7) 新山陽子:ガイドラインの解説.新山陽子(編著):解説食品トレーサビリティ.pp2-45,昭和堂,2005
,2003),pp127-159
9) 新山陽子:国内農業の存続と食品企業の社会的責任―生鮮食品の価格設定行動.農業と経済74(8):50-62,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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