icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻11号

2008年11月発行

文献概要

特集 日本の食を守れるか? 中国産冷凍餃子事件における行政の対応を検証する

①保健所の対応と全国保健所長会の取り組み

著者: 岸本泰子1

所属機関: 1島根県県央保健所

ページ範囲:P.846 - P.850

文献購入ページに移動
事件の概要

 平成20年1月30日,中国産冷凍餃子に含まれた有機リン系農薬メタミドホスによる食中毒が相次いで報道発表された.

 今回の食中毒は,有機リン系農薬メタミドホスを原因物質とし,中国産冷凍餃子を原因食品とする食中毒であり,千葉県,兵庫県の2県にまたがり,異なる地域の3家族10名に健康被害を生じた.対応した保健所は千葉市,千葉県,兵庫県の異なる3保健所であった.

参考文献

1) 平成19年度「地域健康危機管理体制の評価指標,効果の評価に関する研究」報告書
2) 新春座談会/保健所が健康危機管理の真の拠点となるために必要なことは? 公衆衛生情報38(1):6-17,2008
3) 佐々木昌弘,緒方剛:トピックス/中国産冷凍ギョウザ騒動の周辺.公衆衛生情報38(4):34-40,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら