icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻5号

2008年05月発行

文献概要

特別記事 地域在宅ケアを考える・4[座談会]

在宅で看取るという選択

著者: 蛭田みどり1 尾崎梓 島本多江 前川佳子 宮崎経生 三井ひろみ

所属機関: 1ケアタウン小平訪問看護ステーション

ページ範囲:P.387 - P.393

文献購入ページに移動
蛭田(司会) 本日は,「ケアタウン小平クリニック」を利用して,在宅でご家族を看取られた経験をお持ちの方々においでいただきました.昨年4月から施行された「がん対策基本法」からもわかりますように,国のほうでも在宅の緩和ケアに力を入れております.しかし,まだまだ家で看取るということを経験された方が少ないのが現状です.今回皆さんからお話をいただくことで,これから在宅ケアを普及させるには何が必要なのかを考えてみたいと思います.最初に自己紹介からお願いします.

島本 島本多江と申します.私は主人を2007年7月に看取りました.病名は脳腫瘍です.途中入院していた時期もありますが,1年3か月ほど在宅療養をしていました.子どもは3人で,上の子が会社員,真ん中が大学生,下は中学3年生という家族構成です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら