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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生72巻9号

2008年09月発行

文献概要

トピックス

本格化するセーフコミュニティ活動―内外の現況報告

著者: 反町吉秀12

所属機関: 1青森県上十三保健所 2日本セーフティプロモーション学会

ページ範囲:P.738 - P.739

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 事故,暴力,自殺等の外因による傷害や死亡は,科学的根拠に基づくプログラムにより予防が可能であるとの基本認識に立ち,部門横断的な協働によるまちづくりを進める傷害予防活動が,WHOセーフコミュニティ(SCと略)活動である.

 普及啓発という種まきの時期が長く続いていた日本のSC活動にも,ようやく実りの時期が到来した.日本セーフティプロモーション(SP)学会が昨年9月に設立されるまでの日本でのSC活動の道のり1)や世界の動き2)は,それぞれ他の論文を参照いただくとして,本稿ではSCをめぐる最近の日本の現況と世界の動きを簡単に紹介する.

参考文献

1) 反町吉秀,奈須下淳:日本におけるsafety promotion/safe community活動の展開.小児内科39(7):1024-1030,2007
2) 白石陽子:世界におけるセーフコミュニティ活動.保健師ジャーナル63(12):1104-1109,2007
3) 井内邦典:ふれあいから生まれる安心・安全なまち.保健師ジャーナル63(12):1085-1089,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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