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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻1号

2009年01月発行

文献概要

連載 パートナーシップ時代の国際保健協力―これから国際保健協力を志す若者への10章・4

複雑化・大型化する国際保健問題―ヘルスディプロマシーとは

著者: 武井貞治1 江浪武志2 中谷比呂樹3

所属機関: 1国連合同エイズ計画モニタリング 2WHO(世界保健機関)本部総務局 3WHO(世界保健機関)事務局

ページ範囲:P.56 - P.59

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 連載第2回においてはG8サミットを例として取り上げ,国際保健の枠組みが実際にどのように機能しているかを,第3回においては顧みられない熱帯病を例として国際的合意過程をみた.本稿においては,より総括的に,国際保健問題が外交上重要な課題と位置づけられるようになった背景と,保健と外交の主要課題に関する最近の取り組みを説明した後に,今後の展望を述べる.

参考文献

1) Ministers of Foreign Affairs of Brazil, France, 1. Indonesia, Norway, Senegal, South Africa and Thailand. Oslo Ministerial Declaration―global health:a pressing foreign policy issue of our time. Lancet 369:1373-1378, 2007
2) Bulletin of the World Health Organization, 85(3)161-244, March 2007〔http://www.who.int/bulletin/volumes/85/3/en/index.html〕
3) World Bank:World development report 1993;investing in health Healthy Development〔http://www-wds.worldbank.org/external/default/main?pagePK=64193027&piPK=64187937&theSitePK=523679&menuPK=64187510&searchMenuPK=64187283&siteName=WDS&entityID=000009265_3970716142319〕
4) WHO:International trade and health, 28 April 2005〔http://www.who.int/gb/ebwha/pdf_files/EB116/B116_4-en.pdf〕
5) Silberschmidt G, Matheson D, Kickbusch I:Creating a committee C of the World Health Assembly. Lancet 371(9623):1483-1486, 2008 May 3.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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